配信機材を揃えるにあたり、色々な機材を個別に注文しながら揃えていく必要があり少し面倒に感じてしまうところですが、Amazonには「このセット買うだけで配信始めれる」といった感じのお得なセット販売が結構出ています。
セット品の良いところは、何より「周辺機器を買うのに悩まなくていい」というのが最大のメリットです。
オーディオインターフェイスを届いたけどマイクケーブルも注文しないと…と注文する度に調べたり、価格比較したりと調べ物にかなり時間をかけてしまった、という経験は誰しもがあると思いますが、その手間を一気に省けます。
そして今回は単品の値段と比べつつ、お得なのかどうかということも検証していきたいと思います。
(セット商品は販売終了になる可能性の高いので、売切れの際はご了承下さい。)
AG03を基本としたセット(マイク+ケーブル+スタンド+ポップガードなど)
YAMAHAのAG03は配信機材の最適解と言えるほど、必要な機能が揃ったオーディオインターフェイスです。
当サイトでも配信用途ならAG03をおすすめしていますが、売れ筋のオーディオインターフェイスなだけあって、セット販売品も沢山ありますので紹介していきます。
マランツプロ MPM1000の6点セット ※少し注意が必要
MPM1000は音響機器メーカーのマランツプロ製のエントリーマイクで、ローコストで高音質。当サイトでもエントリーモデルとしておすすめマイクの記事で推奨しています。
MPM1000を始めとした6点セットの内容的にはマイク(スタンド、ショックマウント付き)、マイクアーム、ポップガード、クロス、マイクケーブル、ステレオミニケーブルになります、画像にはクロスも付いてますがこれはセット内容には記載はされてません。
少し注意しておきたいのは、このセット商品Amazonページの説明欄に記載されているのは
【セット内容】
■YAMAHA / AG03 (ウェブキャスティングミキサー)
■コンデンサーマイク
■アームマイクスタンド(マイクホルダー付)
■ポップブロッカー(グースネック)
■SELVA / ステレオミニ – ステレオミニ接続ケーブル
→Amazonで見る
と、上記にようになっており、ステレオミニケーブル以外の明確なブランド名は書いてません。
ということはマイクがMPM1000が必ず入っているとは限らないので、こだわる方はきっちりマイク名が書かれている物を買うのをおすすめします。(商品画像は完全にMPM1000ではありますが‥‥)
値段的には以下を足すと27000円になるので、24800円でこれらが手に入るのは中々お得、と言えるでしょう。
今何も持ってないけど、これから配信を始めたい!という方にはおすすめです。
AG03 | 16200円 |
MPM1000 | 6000円 |
マイクアーム | 2500円相当 |
ポップガード | 800円相当 |
XLRケーブル | 1000円相当 |
ステレオミニケーブル | 500円相当 |
オーディオテクニカ AT2020の3点セット
オーディオテクニカの超定番コンデンサーマイク「AT2020」の4点セットでコンデンサーマイクに加えてマイクケーブル、クリーニングクロスが付いてきます。
当サイトでも入門機おすすめとして紹介しているコンデンサーマイクの1つで、調べてみたところ値段も結構お得だったので購入しても良いセットだと思います。
【セット内容】
■YAMAHA AG03
■audio-technica AT2020
■audio-technica ATL458A/3.0
■マークスミュージッククロス
→Amazonで見る
ブランド名がしっかり書いてある上にクロスが付いてくるのは地味に嬉しいですね。
マイクケーブルがオーディオテクニカ製で超定番ケーブルなので間違いないところもプラスの内容です。
値段的にはセットを合計すると29930円なので27800円でこれが入手できるのはかなりお得と言えるでしょう。
オーディオインターフェイスとマイクを買ったらマイクケーブルが付いてくる、ぐらいの感覚で気軽に買えるのがいいですね。
AG03 | 16500円 |
AT2020 | 10780円 |
ATL458A/3.0 | 2150円 |
クリーニングクロス | 500円相当 |
AKG P120の6点セット
AKG P120は当サイトでも推してるマイクの一つで、入門用としては珍しく、ローカットとPADスイッチのある機種です。
スイッチの切り替えで簡単に音質が切替が出来るのは非常に便利なのでおすすめです。
AG03+P120とのセット品についても見つけたので紹介します。
【セット内容】
■YAMAHA / AG03 (ウェブキャスティングミキサー)
■AKG / P120 コンデンサーマイク
■3m XLR-XLRマイクケーブル
■アームマイクスタンド(マイクホルダー付)
■ポップブロッカー(グースネック)
■ステレオミニ – ステレオミニ接続ケーブル (オーディオプレーヤー等の接続用)
→Amazonで見る
AG03とP120以外はノーブランド品なので、何が入ってくるかは分かりませんが一番大事な部分を押さえているので他のクオリティをそんなに気にしないのであれば購入しても大丈夫です。
値段的にも下記を足すと3万円相当なのでお得感こそあまりないものの、ここまで一気に機材を揃えれるのはやはり魅力です。
AG03 | 16500円 |
P120 | 8000円~9000円 |
XLRケーブル 3m | 1000円相当 |
マイクアーム | 2500円相当 |
ポップガード | 1000円相当 |
ステレオミニケーブル | 500円相当 |
他のオーディオインターフェイスとコンデンサーマイクのセット
歌ってみたい方におすすめ UR22C+コンデンサーマイク+ヘッドホンのメーカーパッケージ
UR22Cのレコーディングパックは歌ってみたやカラオケ配信などをしたい方、レコーディング初心者の導入セットにもおすすめです。
こちらのセットの良いところはAmazonでセット売りにされた物ではなく、メーカーが作ったパッケージなので専用箱にきっちり梱包されてきます、通販で買うには安心感のあるパッケージです。
さらに、なんといっても有名メーカーのSteinbergでマイクとヘッドホンも統一されているのでかなり安心感があります。
【セット内容】
■Steinberg/ UR22C(オーディオインターフェイス)
■Steinberg/ ST-M01(コンデンサーマイク)
■Steinberg/ ST-H01(モニターヘッドホン)
■XLR-XLRマイクケーブル
■マイクアダプタ(マイクアームなどとの接続用)
→Amazonで見る
写真には載ってませんがマイクケーブルやマイクアダプタもしっかり入っています。
気になるお得感についてですが、コンデンサーマイクとヘッドホンの単品売りをしていないセット専用品なので絶対お得!といった計算が出来ません。
そこで大体の価格帯での話をさせていただくと
UR22C単体の価格が2020年以降品薄で安定していないですが18000円~23000円程度
レコーディングパックは在庫が潤沢なときが32000円台ですが最安値の店の在庫が無いときは39000円台まで上がります。
32000円台であれば、オーディオインターフェイス単品との価格差は1万円程度なので、1万円でマイクとヘッドホン、ケーブルとアダプタなど必要なものが付いてくるのは流石にお得だと言えます。
よって結論としては32000円台であればお買い得感がある、といった感じになります。
ちなみに1世代前のUR22mkIIで同様のレコーディングパックがありますがこちらは28,000円台でかなりお得です。
オーディオインターフェイス以外はセット内容が同じで1世代前とはいえ製品も安定供給され価格も落ち着いています。
より安く始めたい方はこちらを選択肢に入れるのをおすすめします。
→Amazonで見る
UR22Cとの違いについては簡単にまとめるとこんな感じ
UR22C | UR22mkII | |
---|---|---|
接続方法 (どちらも基本バスパワーで動きます) | USB TYPE-C (給電可) | USB2.0 (給電にはmicro USB(5V)をもう1つ挿す必要あり) |
ビットレート | 32bit/192kHz | 24bit/192kHz |
最大の違いはUSB TYPE-C対応なことと、32bit収録に対応していることですが、24bitでも充分に高音質なため、一般的なレコーディングはもちろん、初心者であれば特に気にしなくても良いです。
外観的な違いはアウトプットのボリュームノブはUR22Cは大きくて操作がしやすいのが主な変更点ですが、価格差ほど気になるものではないと思います。
細々した物を揃えるのが面倒ならセット品は大いにあり
Amazonで売っているセット品の解説をしてきましたが、ここまで見てきた通り細々と追加で買い物したり、ケーブルなどを買うたびにどれがいいのか比較して悩むぐらいであれば、セット品を買って一気に始めてしまうというのは時短という意味でも大いに有効です。
お得感も大事ですが一気に始めれるスピード感はそれに勝るものがあると思います。
当サイトでは配信機材に関するおすすめ機材を紹介していますので良ければ他の記事も見てみてください。
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