配信者にとって必須ツールと言って良いほどのYAMAHAのオーディオインターフェイス(ウェブキャスティングミキサー)AG03の後継機種「AG03mk2」が2022年4月1日に発売されることが決定しました!
同時にAG06の後継機「AG06mk2」も発売されることが決定し、さらに新機種のAG01もリリースされることになりました。
注目すべき変更点ですが、沢山あるので先にまとめておくと以下の通りです。
- ボタンデザイン、表記の変更
- USB TYPE-C端子搭載
- ミュートボタン追加
- ブラックカラーの追加
- ファンタム電源にマイク2端子とも対応(AG06のみ)
- 新機種AG01の発売決定
パッと見は従来の機種と似ていますが、しっかりパワーアップしていますので順番に詳しく解説していきます。
→AmazonでAG03mk2、AG06mk2をチェック(商品ページが出来次第表示されます)
AG03mk2/AG06mk2の注目ポイント5つ
AG03/AG06は完成度が高かったからこそ、発売から6年経ってもデザインが変わることなく配信ブームを支えてきた名機です。
今回の新機種は「欲しかった」機能が備わり、さらに「使いやすく」なった素晴らしいアップデートになっています。
ボタン系統のデザイン、表記の変更
大きく変わった部分としてボタン系統のデザインが変わりました。
以前は四角のスイッチでしたが、丸みを帯びた楕円形のボタンになっています。
また、ボタンの表記もいくつか変更されています。
EFFECT → REVERB
TO PC → STREAMING OUT
EFFECTボタンは実質リバーブ機能であったため、より分かりやすくなりました。
以前のTO PCは少し分かりづらい表記でしたが、「単純に配信にどの音を載せるか」という意味だったので今回のSTREAMING OUTの表記は非常に分かりやすくなったと言えるでしょう。
また、細かいところで言うとAUX部分のオーディオプレイヤーのアイコンがスマホ風デザインに変わっていたりと色々と変更点があります。
待望のミュートボタン追加
こちらは搭載要望が非常に多かった機能だとは思いますが、MUTEボタンがついに搭載されました。
AG03のミュートし忘れで生活音が漏れたり、配信前の音声が載ったりなどという軽い配信事故は今まで星の数ほど見てきました。
今回の搭載は待ちに待った機能と言えるでしょう。
人によっては買い替えるきっかけになる機能で、個人的には一番前機種と差別化出来る部分でもあるかなと思います。
ミュートスイッチがあると無いとでは使い勝手がかなり違うと思います。
USB TYPE-C搭載
USB TYPE-Cを新たに搭載しています。
給電と接続で2端子が用意されているため、モバイルでの用途も今まで通り使うことが出来ます。
ブラックカラーが新たに追加、デスクのカラーに合わせて選べる
一番目立つ変更点として新たにカラーが追加されました。
従来のホワイトに加え、ガジェット好きにはたまらないスタイリッシュなブラックカラーをリリース。
黒系や茶色系のデスクにはかなり映えるカラーになっています。
内部回路の見直しによる音質向上
AGシリーズといえば配信用途には最適なものの、プロ仕様の10万を超えてくるコンデンサーマイクの高音質をフルで発揮するには少し音質が物足りないという面がありました。
今回の新機種のmk2では音質の向上を計っており、より広いレンジのマイクや録音用途にも使えるようになることが期待できます。
AG06mk2はコンデンサーマイクの2本使用が可能に
AG06の方も基本の変更点はAG03mk2と一緒ですが、AG06特有の大きな変更点としてコンデンサーマイクを動かすための電源を2口両方ともに給電出来るようになったため、コンデンサーマイク2台を使った配信が可能になりました。
オフコラボでの配信などで、別にミキサーやオーディオインターフェイスを用意する必要もなく、AG06mk2 1台で済むようになります。
新機種「AG01」マイクとオーディオインターフェイスが一体になった新しい配信デバイス
さらに新しい配信デバイスとしてマイクとオーディオインターフェイス機能が一体となった「AG01」が発売されます。
今までHYPER XやYetiといったゲーミングデバイスが得意なメーカーから似たようなデバイスは出ていましたが、オーディオメーカーから本格的な専用のコンデンサーマイク+オーディオインターフェイス一体型のデバイスが出るのは初めてなので期待が高まります。
カラーも2色用意されており、ホワイトは特に女性を意識したデザインになっていて、配線でごちゃっとしない分、女性配信者にも優しい設計になっています。
また、裏面の接続端子を見たら分かる通り、USB給電が可能なので、AG03と同じくこちらもiPhoneやスマホ、タブレット経由でクリアな配信が出来る仕様になっています。
専用ソフト「AG Controller」もパワーアップしスマホでも操作可能に
AG03/06のエフェクト、ギターアンプの各パラメーターを細かく調整出来る「AG Conttroller」が大幅アップグレードを果たし、スマホでの細かい操作に対応しました。
以前はパソコンでの操作が必要でしたが、スマホでパッと見で操作が可能になっています。
発売は2022年4月1日、売り切れにご注意
満を持して発表されたAG03mk2、AG06mk2、AG01ですが、人気商品につき売り切れに注意です。
Amazonやサウンドハウスで、かなりの品薄の期間が続いたため、今回の新商品も売り切れになる可能性が非常に高いです。
サウンドハウスは既に商品ページがあります、欲しい方はAmazon、サウンドハウス両方要チェックです。
AG03の詳しい使い方については下記ページにまとめています。(新機種でもほぼ使い方は同じなので参考にしてください。)
コメント